ABOUT PROJECT

「夏休みの宿題に、あの頃を思い出して、この小説を完成させよう」。そんな気持ちで始めた、何気ない落書きのような小説。誰かが読んでくれればいいなと、そっとネットの片隅に置いておいたものに、気が付けばある人が曲を書いてくれていた。

「サウンドトラックを付けて、この小説を本にしよう！」

　そんな些細な一言がきっかけで、気が付けば集まってくれた人たち。大人の遊びはいつだって本気だ。いつまでも青春まっただなかの皆が、あえてあの頃を思い出して、自分ならではのファンタジーを形にして、1枚のCDにする。ならばとイラストを描いてくれる人がいる。物語が形になる。そんな、一作です。